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『Ken's Bar II』(ケンズ バー・ツー)は、平井堅通算2枚目のカバー・アルバム。2009年5月27日にDefSTAR RECORDSから発売された(ソニー・ミュージックエンタテインメント系列)。規格品番:DFCL-1504。DVD付初回限定盤(DFCL-1502/3)・Blu-spec CD盤(DFCL-20008)が同時発売。 == 解説 == インストゥルメンタルを除いて自作曲を封印し、ヴォーカリストに徹したカヴァー・アルバムの第2弾。第1弾『Ken's Bar』(DFCL-1122)は洋楽のスタンダード・ナンバーやオールディーズ・ナンバーが中心であったが、本作品ではJ-POPも多く取り上げられている。また第1弾同様、カヴァー中心であるが故に雑誌等の公式ディスコグラフィでは、「コンセプト・アルバム」という名称のカテゴリーで他のスタジオ・アルバムと分けられることがある。 封入ブックレットには、音楽ライターによるライナーノーツと楽曲解説が掲載された。初回生産分のみ特殊ダブル紙ジャケット仕様で、2009年2月14日に大阪城ホールで行われた「Ken's Bar 10th Anniversary Valentine Special!」公演を収録したDVDが封入されている。また、本アルバムは平井堅の全既発表シングル・アルバムを含め、"初回限定盤" としてDVDが一緒にパッケージングされた初めての作品でもあるほか、CDのみの通常盤に加え、特殊なCDプレーヤーを購入することなく高音質再生が可能、と喧伝されているブルースペックCD(Blu-spec CD)仕様盤も限定発売となった(第1弾『Ken's Bar』のBlu-spec CD仕様盤(DFCL-20007)も同時に限定発売)。 本アルバムは、2008年5月29日にライヴ "Ken's Bar" 初演(1998年5月29日、会場はONAIR Okubo PLUS)から10周年を迎えたことを記念する企画のひとつ。これまでテレビ放送のみであった同ライヴ公演の模様が映像ソフト化されるのは、初回盤封入のDVDが初である。2009年6月10日には、初めて単品のDVDソフトとして『Ken Hirai Films Vol.11 Ken's Bar 10th Anniversary』(DFBL-7123)が発売された。 ;楽曲エピソード 1961年の映画『ティファニーで朝食を』内で主演のオードリー・ヘプバーンがギターを持って窓辺で歌い、その年の第34回アカデミー賞でアカデミー歌曲賞を受賞した楽曲「MOON RIVER」のカヴァーは、2009年公開映画『ザ・ムーン』の日本版主題歌に起用された。また、「Heart Of Mine」も同様に映画に使用されており、第81回アカデミー賞で作品賞にノミネートされた『愛を読むひと〔2008年のアメリカ映画(日本公開は2009年)『愛を読むひと』は、作品賞を含む5部門にノミネート。うち、ケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞している。〕』の日本版主題歌となった。 「Stardust」は、1965年に録音された美空ひばりのヴォーカルとデュエットをしているような仕上がりになっている〔前作『Ken's Bar』では、同様の企画で坂本九の「見上げてごらん夜の星を」をデュエットしている。〕。また、ミュージック・ビデオが制作された。生前の美空ひばりと合成された映像が、アルバム発売前に公開されてマスメディア各媒体でも取り上げられた〔livedoorニュース「平井堅、美空ひばりと時を越えたデュエット」 - 2009年5月21日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Ken's Bar II」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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